20140618

進む


天才きわまりないたびびと様だが、十数年ネットでさまざまに活動しても、ついに大きなヒットを飛ばすことは適わなかった。しかしやはり天才なので、見るべき人だけは、ちゃんと彼を今までも見てきたのだ(見るべき人以外は見てくれないが!)。田画旧くん、桃花さん、Azくん、Yukimiさん、ムーさん、田嶋くん、雪武者さん、けったさん、105円均一さん、そして一部のダンゲロスプレーヤーのひとたち。彼らには感謝している。彼らが認めてくれた自分をさらに拡張して、未来へなのだ。

常に誰かしらは見てくれるものなのだ。今であれば、かりあげさんという事になる。他の人たぶんいない。まあ1人見てれば立派ですよ。でね。そのかりあげさんが言うわけですよ。「誕生日なのに更新してないじゃん!」ってね。え? ん? 誕生日って俺、そんな決まって更新してたっけ? 去年のはすぐ下↓にあるけどさ。どれどれ。ってなもんで過去をさかのぼってみて唖然とした。少なくとも24歳から5年連続で誕生日に更新もしくは言及してる。どんだけ自分大好きやねん!

まあそうだよ。自分大好きだわ。性格も見た目も好きだわ。そんな自分様の生誕祭ともなれば祝うわ。そしてそんな愛しい自分を、これからも育てていきますわ。大きくなるのよ。ママ信じてるから。

* * *

近況の話をします。働いています。意外と思った以上に働けています。さすが天才だと思います。運にも恵まれて、不快なオッサンオバサンが周りにいませんしね。しかし油断はいつもできない。全く予断を許さないぜ。

7月には新人の女の子が来るという話も聞いています。こういう時、俺は最悪のケースを想定するようにしている。すなわち、美人かつファッションがヒラヒラでフェロモンふわんふわーん……なメスがきた時のことだ。それが「最悪のケース」だ。明らかに実生活に支障が出るからだ。なんだったら美人でなくても危ない。中の下くらいでもヤバイ。俺はもう最近は、そういうの、嬉しくないんだ。確かに女の子は素晴らしいよ。あまりにも素晴らしすぎる。だから、その素晴らしさで精神が乱されまくるのが、困るんだ。

しかしそれもまあ先の話なので、今んところはまあ、なんとかやってるよ。当面死ぬことはないだろう。どっちかっつうと楽団のが最近だるい。貴重な休日にタスク積んでくるからな。まあ、がんばるよ。

* * *

ダンゲロスはほぼ引退状態でツイッターからも撤退しているので(ニンジャだけは読んでいるが)、インターネット的にはなかば死んだ状態で、創作も止まっていると思われているのではなかろうか。ところが実は、新たなプロジェクトが動いていて、また小説を書いています。

どこに出すとか、何を目的にとか、あまり定まっていないけれど、とにかく書いています。いや、どっちかっつうと本文は全然書いてなくて構想ばかり溜めているけれど、とにかく作っています。そして、その様子を、ツイッター@nagai_kubiで知ることができます。

そうなのだ。告知なのだ。多数のダンゲロスプレイヤーとかに見せるのは気恥ずかしいけれど、ここに来て、俺の書くものに興味を持ってくれるような人に、見てほしいと、そう思います。

どうだい? ちゃんと前に進んでいるんじゃないか? 俺は。えらいえらい。そうとでも思わなければ、とても。




 
20140409

ハァードッコイショー


私の一ヶ月は2万字でした。

いや〜、郵送した〜! 実に郵送したね! とても!
何かと言うとつまり小説新人賞に応募しました。一ヶ月あったとはいえ平日は会社員で日曜は吹奏楽マン、つまり土曜以外は鎖で全身縛られた状態の緊縛マゾ野郎だったので身動きが取れませんでしたが頑張りました。

あそこの賞は短編でも受け付けてくれるので天才だと思います。長編とかニート状態でも2年くらいかかったから会社員が書こうとしたら5億年くらいかかってその間に日本語とか廃れてると思う。

ちなみに肝心の内容ですが、かの「勇者ミド」を主人公に、世界観だけ新規にこしらえた物語になります。とはいえ触手や股ノ海も普通に出てくるし、あの「力士メソッド」もそのまま使ったので、なんというか要するに昔の焼き直しです。だってしょうがないじゃん、今の俺よりあん時の俺のほうが面白いもん書くんだよ。

で、郵送してから読み返してみたんだけど、いや〜弱点だらけだなコレ〜! 郵送する前に気づかなくてよかったよ。先に気づいたらたぶん送るのやめてたから。せっかく書いたら送ったほうがいいしな〜。

相変わらずというか、アイデアのゴリ押しがひどくてストーリーがうんこです。あと主人公の持ち上げと俺ツエー感がひどい。相当独りよがりな内容になっている。もちろん良いとこもあるんだけどね。「ご存知の通り、力士とは人間を超越した別種存在である」とか「この女子更衣室喫茶『Pololi』はあまり広くない」とか。

なんというか、次があるなら、そういう「何でもアリ」な世界観を構築しつつストーリーはまっとうなキャラでちゃんと書くみたいな、そういう物語がいいのかもしれないですね。そんな感じです。一ヶ月で短編ひとつ作れたから、1年後の同じ賞に短編5個くらい送るのもいいかもしれない。1年なら12個だろうって? ハッハッハ、正しい算数だな〜! 殺すぞ。




 
20130613

人力走馬灯


寝たり起きたりしていたら28歳になってしまったので、これまでの人生を振り返ってみようと思います。

0歳(1985)
・未熟児として生まれる。生誕直後から一ヶ月入院した。手続きのためさっさと名前を決めろと言われ、あわてて考えたそうである。ひどい。

5歳(1990)
・幼稚園の運動会。同い年に女子が極端に少なかったため、男子までチアダンスをやらされた。ポンポン持って。なんたる辱めか。

6歳(1991)
・スーパーファミコンを買ってもらう。最初のソフトは「スーパーワギャンランド」

7歳(1992)
・小学校でハデに失禁する。

8歳(1993)
・小学校でうんこもらす。

11歳(1996)
・授業中に描いた麻原彰晃の似顔絵を先生に見つかり「コラ、何をやって……似てる!!」と褒められる。

12歳(1997)
・ポケモン、ハイパーヨーヨー、ミニ四駆、ビーダマン等コロコロ黄金期を過ごす。
・同級生に執拗にカツアゲされる。
・性欲が目覚めない。

13歳(1998)
・中学校に入学。私立の男子校。
・性の目覚め。よりによってこのタイミングなので女子なんてどこにもいない。二次元に走る。
・吹奏楽部に入る。当時はユーフォニアムという楽器をやってた

14歳(1999)
・いじめに対し、凶器で反抗する事をおぼえる。
・ぼくらシリーズや星新一をたくさん読んだ

15歳(2000)
・マジック・ザ・ギャザリングにハマってしまいお金がなくなった。
・友人に「フルメタルパニック」を薦められ、以来しばらくラノベを読む
・ケータイを手に入れる。ネットデビュー。HN「旅人」を名乗るようになる
・修学旅行でカナダへ。英語がわからない。

16歳(2001)
・高校にエスカレーター進学。男子校。女子がいない。
・体育を含めた全ての授業で寝ていた。赤点が11科目あった
・エロゲーブーム。Kanon。AIR。
・この頃、黒歴史SSを量産して友人と見せ合っていた
・携帯のパケット料金が5万円とかになり、両親マジおこ。
・学校行事で京都に行ったのに、寺社仏閣をぜんぜん回らずに本屋でアンソロジーコミックを漁っていた。死んだほうがいい

17歳(2002)
日本武道館で演奏する。仏教の学校だったため、宗教行事だった
・修学旅行。またカナダ。
・妹と一緒にシスプリのアニメを見ていた。

18歳(2003)
・予備校で、生まれてはじめて女友達ができる。
・受験生。成績は底辺だったので昇るだけでよかった。人生がいちばん楽しかった

19歳(2004)
・大学入学。三次元の女の子がたくさんいる。
・隠れオタクしながら、大学では「ウェーーーイwww」していた。
女子高生とオフ会。しかもタイマン。いわゆるデート。

20歳(2005)
・熱心にジャンプ感想を書いていた時期のようだ。サイトが充実している。
・生まれてはじめて美容室に行った。
・塾で講師のバイトを始める。生徒からつけられたアダ名の一例:死神、スネ夫

21歳(2006)
・彼女ができる。
・八ヶ月後、童貞喪失。当時の日記には「これが まんこ」という文字が特大フォントで残されていた
・オリジナル小説を書こうとして、一章だけで挫折したようだ

22歳(2007)
・就職活動。とにかく死にたかった。
・吹奏楽コンクールの全国大会に初めて出たのがこの年
・卒業旅行でウィーン・ローマへ。ゴージャス。だが親から多額の借金をする

23歳(2008)
・就職。プログラミングの覚えが早く、天才と言われていた……のだが……。
・会社帰りにディズニーランドに行くほどの元気とリア充パワーがあった。あとこの時まだ暇だった。
・この年も吹奏楽の全国大会に出ている。
・シャーペンで漫画を描きはじめ、WEB上で2年ほど連載していた(未完)

24歳(2009)
・全国大会に出られなかった。
・彼女にふられる。交際期間は3年9ヶ月。揉めるおっぱいを失った
・その後、即座にダンゲロス初参加している。

25歳(2010)
・財布をなくしてめんどい事になる
・オリジナル小説を書こうとして、一章だけで挫折したようだ(二度目)
・吹奏楽の全国大会に出た。
・会社のほうがいかんともし難くなり、ついにバックレる。

26歳(2011)
・平日引きこもり生活の開始
・今度こそ小説を書く。平日の昼間にじっくりプロット煮詰めたり
・ダンゲロスバーベキュー大会。すごい大規模オフ
・全国大会には出られなかった。

27歳(2012)
・吹奏楽の全国大会で最高位の「金賞」受賞。すごいぞ
・引きこもりすぎてヤバイ感じになってくる。ポケモンがたくさん育つ
・丸二年経過して、小説が完成。長編だ。すごいぞ。
・新人賞に応募したらなんかボロクソけなされた講評が。やむなし
・もう人生がわからないでヤンス〜!

28歳(今日)
ハッピ〜バ〜スデ〜!!!!!!!!!!!
・サラリーマン復帰(予定)で話進んでる


…………えーと。いや〜、誕生日ってめでたいですね!!




 
20130605

7月が俺を殺しにくる


小説のことは数日考えていたら忘れてきた。反省して新作をつくっていこうと思っていたが、あれから何を考えても一作ぶんの構想にはならないし、「書ける人」との根本的な内臓エネルギー差を思い、自分はさほど「物語」を書きたいのではないと気付いたとき、折れていなかった心はただ静かに萎えていった。設定や作品の出発点を考えることはできても着地点や目的が見えたためしがないんだよね。かといって、読書をしてそのへん勉強するのも面倒臭いらしい。少なくとも今は「違う」のではないかと考える。

一度プライドを捨てよう。ゼロになろう。大変だけど頑張ってなろう。たった一言褒めてもらえるだけで嬉しくなろう。人を疑うことをやめよう。書くことが楽しいと思えたらまた何か書こう。

「限界などない、歩みを止めない限り、あるのは前進だけだ」みたいな事をトリコが言っていた。「大事なのは、時間をかけて『向いている自分』になっていく事なんじゃないかなあ」と、キルコさんに出てきた署長も言っていた。

それには何年かかるだろう。次に何かできるのはいつだろう。そのためには、その時生きていないといけない。未来のことを考えなくてはならない……!

心のパンドラボックスが開かれた。「会社」! この恐るべき単語をご存知の方もいるかもしれない。僕は7月には、復職するかどうかを決断しなければならないのだ。ハッキリ言って迷っている。基本的にサラリーマンなんかファック死ねという立場のわたくしですが、なぜ迷うのか?

なにしろ現在の生活がひどい。ニートがこんなにつまらないなんて……。今までのニート生活は心のどこかで「俺の本分は小説だし」と思うことで保ってきたものがあるけれど、そう思いつめることで窮屈になってたのでやっぱ正直ぜんぜん本分じゃなかった。しかし本分を失うとどこか後ろめたさが凄く、いわゆる社会のクズですし、それを受け入れるには僕自身にずぶとさが足りなすぎるようだ。ニートにも適性はあった!

かといって当然サラリーマンに戻るのもやだ。一度戻ると大変だ。そこには上司がいるぞ。マナーがあるぞ。コミュニケーションがあるぞ。ギエエー! 想像するだに身の毛もよだつ。全くくやしいよ。ニートが俺の居場所じゃなかったのかよ。サラリーマンとニートの二択しかないなんて、そんなの悲しすぎるよ……! 

どうすればいい。期限は迫っている。どうすればいい。どうしよう。全てを丸く収めるにはサラリーマンか? ニート適性を身に着けて悟りの地平へと旅立つか? 時間はあまりない。




 
20130601

真・大いなる反省会 〜猛将伝〜


【あらすじ】
完成した小説を出版社に投稿したらボロクソけなされた講評が返ってきた

昨日のつづき。ひととおり怒り終えると、今度こそ真なる反省の念が腹の底に溜まっていったのです。

講評を今一度噛みしめる。「設定に魅力が乏しいのがまず難点」「詰め込みすぎのネタもかなり滑っている」つまりどこが悪いかというとテーマ、プロットの時点が一番問題なのだ。いっちばん最初の部分だ。僕自身が一番馴染み深い分野である「吹奏楽」を軸にして、僕自身が好きな構成として忍者や魔法少女など思いつく限りのジャンルを並べた。今、今さらやっと思ったが、よくもここまで自分の好みだけを詰めたものである。

いかな友人達とはいえ、いや友人だからこそ、ここまで根本的なところを指摘してはくれないだろう。僕だって普通に不機嫌になってしまうかもしれん。しかし実際それが問題なのだ。吹奏楽に興味を持てるのは通常、経験者だけだ。つかみに盛大に失敗していた感がある。詰め込まれた多数のネタに関してもそうだ。全てに興味を持たせられなければネタとして成立しない。キャラクターも多すぎた。

あくまで常道は「ワンアイデアの世界観」「少数の、キャラの立ったメインキャラ」「彼らに好感を持たせ、事件を起こし、行く末を追わせる」だということだ。あまりにオーソドクスすぎてつまらない、と僕は最初から逃げていたので、この常道を書いたことがない。

当たり前のことだけど、常道メソッドで一本書いて、それからステップアップするべきだったということ……なのだろう。泣きたいし死にそうなほど恥ずかしい。

***

自分が折れていない事におどろいている。ホントに死んでしまうんじゃないかと思っていた。たしかに一回ハネ返されたとこでヘソ曲げるというのは三下のお手本みたいでイヤだったが、それにしても「この先」に向けて考えることができたなんて。

遠いことには変わらない。何年かかるかわからない。保つだろうか。これが数年先まで生きる理由になってくれるだろうか。




 
20130531

夢も希望もない


反省会をしようと思っていたのだけど、今の我が感情は反省と程遠いものであった。いつものダウナーな感じでもない。怒りである。ここしばらく無気力に寝ていた私の中に、怒りの炎が灯るほどであったのだ。

元々質が足りないだろうとは思っていて、藁にもすがる思いで期待できるとすれば笑いが取れるかどうか、くらいに考えてはいたものの「設定に魅力が乏し」「詰め込みすぎのネタもかなり滑っている」とあってはとりつく島もないかんじである。とにかくハマらなかったらしい事が理解できる。

「初めに設定をしっかりつくるべき」だそうなのが唯一の収穫ではある。詰め込みすぎなのは完全に趣味でしかないのでこればっかりは自省せざるをえないなあ。そこが面白いんだけど。あと「自分に酔っている文章が鼻につく」というのもあったけど、さっぱり思い当たりません……。

とまあ、わりと散々な感じで見るべきところまるで無し、といった講評であったのだ。しかし。しかしなあ。もうちょっとなんとかなっただろうとは思う。友人の言葉を信じるならばここまで悪いはずが……。なんか「とにかく気にくわねえ」という感情が伝わってくる講評文なのだ。よほど運の悪い巡り合わせで、相性の悪い選考者に当たったのではないかという邪推がある。

いやわかってる。わかってるよ実力の世界でこんな事言ったってしょうがないのは。でも今日くらい言わせてやってくださいよ。

一番ショックなのは「滑っている」かなあ。これがなきゃ何もないじゃないか。ここがダメとなると、次に何をしたらいいのか、何もわからない。たぶん諦めるのが正解なんだろうと思う。遠いなあ、と思う。何があっても諦めるなと人は言うが、どう考えても諦めるのが正解という状況。あなたはこれをどう説明する? どうすんだよ。どうすりゃいいんだよオラ。オラァッ。




 
20130530

テスト


記事単位のリンクを実装しようと思い、しました。日付のとこをクリックしてみてください。意味はなさそうだけど……

あとはもう書く事がないので、好きな歌の歌詞を引用してごまかそうと思います。

働かなくてもおいしいごはんが食べたい
頑張らなくてもやらかいベッドで眠りたい
僕にだけ都合のいいように
世界が回ってくれりゃいいのに
――高橋優「ボーリング」

上ふたつが実現しているのに、意外にもなかなか最後に到達しないという。世の中ってむつかしいねー。




 
20130527

いつやるか? 今でしょ!


ごめんやっぱ戻す。普通に書ける場所ってのが必要なんだよ。つまり飽きたのだ。

ところで、ひさしぶりにこのサイトを見たらあまりにクリティカルなことが書いてあってびっくりした。自分の人生の急所を心臓を射抜かれたかのようであった。こわい。つまり僕も精神薬を常用だし、友達に嘘をついている。リアル友人の前では働いてることになってるのだ。

>精神に対する薬を年単位で継続して飲んでいると、人格が変わってくる。(中略)素直なところがなくなって、内に閉じこもるようになった。そして対等な友人(たとえば僕)との交遊を断っていった。

引用するだに恐ろしいよ。だってこの事例にあてはめると俺若くして死ぬ。当サイトのログを読み返せばわかるこったよ。2011年あたりの日記はまだ健常だが、2012年あたりから明らかにおかしくなっている。何を見てもイライラしてるし自信がないし、進んで人を遠ざけている。心がいつも生理だよ。私男だけど。

上記のサイトで語られている二人には、強烈なプライドとコンプレックスがあったのだという。自分に置き換えるならそれは創作へのプライドだろう。

インターネットは才能と実力に溢れた怪物どもが跋扈跋扈している群雄割拠の世紀末で、僕はここ数年でずいぶんプライドを踏みにじられてネガティブになった。自分は「絵」や「文」ができる人間だという前提でやってきたものを、たやすく蹴落とされちゃあソリャかなわん。ドヤ顔で君臨する彼らのことは未だに嫌いだ。人に負けてる前提で何かをする事はつらい。絵も文もそれほど楽しくはなくなった。人に褒められても素直に受け取れなくなった。

でも、きっとそれでも誇っていかなきゃいけないのだ。なけなしの実力で勝負して、身の丈で自慢して、うぬぼれて、バカみたいに笑わなきゃダメなんだ。でないと生きてはいかれない。うぬぼれなんか傍から見れば醜いもんだけど、きっとそれが正常なんだな。

>薬に頼る前にまず人間に頼らなければ、「いずれ わからなくなってしまいます」なのだ。

僕にはまだ僕を褒めてくれるお友達がいるので、彼らを裏切らないようにしないといけないね。仲良くせんとね。

まったく、ただサラリーマン生活がイヤすぎるってだけで始めたニート生活が随分めんどくさい方向に転がっちゃったもんだ。サラリーマンができないんだから作家にならなきゃいけない、なんて思ったりもした。すると自分への要求ハードルがますます上がった。僕はただ社会不適合なだけのド素人だよ。あとは手の届く範囲で何ができるか。プライドは下げつつ、卑屈にもなっちゃいけない。人生むずいよ。




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