20091225

スーパーリア充ゲス野郎たびびと・クリスマススペシャル


*12/27 あまりにも文章が雑すぎたので全面的に改稿しました。改稿って言葉を一度使ってみたかったんだよね。えへへ。


・思春期肌荒れ症候群

最近ニキビが止まらない。キャントストップすぎる。
青春の象徴とか言われるニキビだが、まさか24歳にもなって顔面が青春まみれになろうとは思いもせんかった。まさか、今、俺は、青い春を追っかけるドリーマーなのだろうか…?

赤くてツブツブしていて、青春とは、かくも醜いことよ! ていうか単に老いが進行して顔面が脂であふれているから、な確率が200%なんだけどね。要ドモホルンリンクル。

つまるところ、この肉体の機能低下は20代としては当然のレベルなのだろう。そのうちシワも増えますわ。つまりは青春など絵空事で、なんも関係なかったのでございますわ。世の中夢がないもんです。ところでちょっと聞いてくれ、こないだ失恋した。


・石田純一的文化論

先に説明しておきたいのは、僕はこの日記で宣言した彼女と、いまだ交際中である。もう3年半以上たつが何事もない。田嶋くんに以前「もうリア充なんだから堂々リア充ぶっとけ」みたいな事を言われたが、うんまあなるほどリア充である。

つまり今回のことと、その彼女はいっさい関係ない。この後いろんな話をするが、その間も一貫して交際中だ。だから、これはもう完全にリア充ゲス野郎だね。でも待ってくれ。別に俺なんもしてねえよ。それはこの先を読んでもらえればわかる。ただリア充ゲス野郎なのは間違いないけど。


・コクーンのかたくなる攻撃

さて失恋の真相を明かそう。その女性との初対面は昨年の初夏だったと記憶している。僕は吹奏楽団でトロンボーンを吹いているという、完全男女共同参画でリア充な趣味があるのだが、そこに同じくトロンボーン吹きとして加入してきたのが彼女だった。

真っ黒な髪、生真面目な顔立ちに服装。スーパー地味。おおよそ色気なんてものは感じられない、エロさ0%。女子大卒で院生、研究ばかりの日々だそうで、うん、間違いなく処女の奇妙な冒険。

同い年らしいけど、人見知りなのか完全なる敬語。ザ・ビジネススタイル。用があってメールをくれても、常に題名でしっかり名乗るという疎遠さ。固さ。アドレス知ってる相手にだぜ? 男達の待ち望んだ女性加入だったのだが、なんもエロスくない感じでござる。


・キリスト教の教義に基づいて、ですよ

変化が見られたのはセミがミンミンすることでおなじみの8月。「同い年だし敬語をやめよう」とむこうから言い出したのです。ベルリンの壁崩壊。雪解け。まあ夏だし。その時歴史が動いた。たどたどしく、慣れないタメ口をきく様子は外国人のようでハラキリゲイシャでした。

メールも、最初はちょっと温泉マークの絵文字使っただけで「なんで温泉?」とか聞き返されてたんだけど、ようやく携帯メールのなんたるかがわかってきたようで、絵文字とかも散見されるように。うんうん携帯使いこなせるなんてすごいねえ。おばあちゃんですか。

だが、少しずつくだけた調子になってきて、だいぶコミュニケーションが成立するようになったのだった。

夏がすぎて秋がくると、ある日彼女は、急に買い物でもしたらしく、突然ミニスカートに黒のストッキングという信じられない革命的な服装で現れた。その時股間が動いた(最低のギャグ)。意外と足が細いらしいことが明らかにもなった。む。これはなかなか。

この頃、埼玉方面での集まりが多く、帰り道が2人になることがよくあった。

話すと、しばらく男性との接点がなく、彼女なりに男性に慣れようとしているらしいこと、幼いころ地元でお寺に通ってたりしてマジメに育ったことなどがわかった。そしてそんな女の子が勇気を出して、僕と仲良くしようとしている…なんとも涙ぐましエロイわ。涙ぐまし、かつ、エロイわ。


・ホラ、冬って寒い季節じゃないですか

そんで冬が来た。この頃には、彼女はなんと冗談まで口にするようになっていた。

ある時、彼女が「今日、練習参加できないけど飲み会だけ行くわー」と言うので「俺も俺も」みたいなことを返したら「おまえもか、ブルータスー!」と大変ごきげんな様子であった。悪いけどギャグがとんでもなく教科書的な上にクソつまらないです。

でもそれはチャラさとか、ビッチさとかが一切ない彼女の清純派な人格をよく表したギャグだと思うし、このやりとりでスキンシップが発生したので100点さしあげる。ギャグは氷点下だったけど。

そして、その日の飲み会の終盤にて。彼女がお酒で若干頬を赤らめながらこちらに近づいてくる。そして。なんと、僕のソデをつかんで、腕をふりふりしながら「相談したい事があるの」と言ったのだ。!!!。

その仕草がマジ萌え萌え(死語?)で、意識が地球から飛んで、今こそ宇宙の起源にまつわる謎が明かされるかと思われた。そして俺の名は後世に伝わり、ん?相談?相談とは?

しかしその場は飲み会のドサクサで流れてしまったため、この時、彼女の相談内容を知ることはできなかった。これがちょうど一年前の年末、忘年会。来年まで会えないのに「相談」という意味深な言葉だけが残る。そうすると男はどうなるか、わかるか?


・しかし なにも おこらなかった!

これはもしや告白ではないだろうか。そうだ。そうなのだ。彼女が上京して最初に打ち解けた男性。それが僕である可能性は高いぞ。

もちろん実際には、彼女は僕に交際相手が居ることをご存知なのでその可能性は10000%ありえないんだけど、それでもどうしても「告白」の2文字が脳内から消えなかった。いやー、男はバカとか言うけど、マジ馬鹿野郎だね。本当すぎてびっくりしたわ。

でもやっぱり、年が明けて、会ったときにこっそり聞いてみると、まあ告白とは超かけはなれた答えが返ってきた。何かって、「私、4月から水戸に引っ越しちゃうから、もう来れないんだ」だって。ね、全然告白じゃないでしょ。

えっ!!!! 引越し!!!!!!!!?


・いやマゾじゃねえし

年明けから引越しまでの期間には、さらに打ち解けていた。彼女はついに、廊下で昼飯を食ってる僕に「ホームレスみたいだよw」と吐き捨てるまでに至った。距離つめすぎ。でも嬉しい俺。いやMじゃねえ。マゾらない。俺はマゾらないぞ絶対。

マゾらないけど、彼女はあくまでマジメでまっすぐで、ビッチらなくて、スレンダーで、だいぶ本音で話せるようになっていて、笑顔で、ぶっちゃけこの時点で僕は彼女を好きだった気がする。もうこれは完全に、俺こそがリア充クソ野郎。

でも週1、しかも集団でしか会えない身だし本当に何もしていない。彼女のことは、ただ好きかもーと思って眺めてただけ。な。

だが春がきて。彼女はまあ普通に引っ越していった。俺もここまでで、冷静にならねばと思い、彼女のことを一度忘れた。


・そろそろ予想外に長くなってきたので端折りたいんですけど

ところが時は流れ、また秋がきてしまった。いや、秋はべつに悪くない。悪くないが、秋の演奏会で、我がトロンボーンは人手不足に陥ってしまい、誰かを召還するしかなくなってしまった。あ、つまりここ1〜2ヶ月の話ね。

そして、そう白羽の矢が立ったのが彼女である。再会。

彼女は、メールの絵文字をガンガン使うようになっていたりと、だいぶ変わってきていたが、見た目は地味に逆戻りしてたし(就職したらしい)、マジメな彼女自身はブレないまま軽めのノリも身につけつつあったようで、すなわち進化して候。

彼女はかわらず仲良く接してくれた。そして相変わらず、中途半端に気のある様子を見せた。帰り道、また一緒に帰ろうかとも思ったが、茨城は方向が全然違うので、ほとんど一緒ではない。すると彼女はこう言った。

「一駅しか一緒にいられないね」

しかもその後、ぼそっと「…彼女じゃないけど」と自嘲気味に付け加えるオプションつき。これは!!!!!!!!!!いや男は馬鹿なんですよ。そういうものなんですがコレハ!!!!!ああ!


・眠い眠い、でもクリスマス中にアップしないとなんかヤだ

浮かれるリア充クソ野郎スペシャルこと俺様。とは裏腹に、実はこの時、彼女には悩みがあった。ある日メールがきた。
「…もう限界です。。仕事が忙しすぎて潰れそう。実家帰りたい。。」こんな感じの内容の。もちろん彼女の苦労は察するし真面目に回答させて頂いたが、さてなぜ送信先に、リア充クソ野郎スペシャルこと俺様を選んだか?

そして本当の本当に仕事が忙しいらしく、せっかく再会したのもつかの間、彼女は全然現れなくなった。彼女はクソがつく生真面目だ。申し訳なく思ったのだろう、演奏会の直前に電話がきた。

彼女は泣いていた。

「みんなには言わないで」と言っていた。間違いなく泣いていた。その場でも僕はもちろん真剣な対応をしたが、ここで大事なのはですよ。ところでさっきから、再会してからも、フラグ50本くらい立っている気がするんです。

みんなはどう思うか知らないけど、日頃システムエンジニアとしてフラグを立てたり引っこ抜いたりしているプロの私から見ても、これはフラグですよ。


・そして伝説へ

しかしまあ至極当然の流れとして結局、多数のフラグを砂地に放置したまま、演奏会を終えると彼女はまた去った。そして時は再び冬を迎える。そう今だNOW。

実は、彼女の再復活の話が持ち上がっているのだ。ていうか本人から申し出あった。また復活したいって。今度はちゃんと来るって。

メールで申し出を受けたのだが、おかしいほどに絵文字がさらに増えていたのには参った。若返りすぎ。どうしたのだろう。(>3<)←こんなの、今まで見たことないじゃないか。ノリもなんだかさらにずいぶん軽くなっている。。仕事の悩みは解消したのだろうか?

「今は、前にくらべてだいぶ元気だよ♪」

へえ、それは良かった。

「実は今、好きな人ができて頑張ってるの。こないだディズニー行っちゃった」

うんうん、それは良かっ、え。

「付き合えそうなんだけど、またすぐフラレちゃうんじゃないかって不安なんだよね。付き合うのって簡単だけど、私、いつもそういうパターンなんだ」

えーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!



す、好きな、人……。いや、わかってはいるんだ。いるんだけども。しかもですよ、いつも=複数の経験あり=男性経験豊富。何がブルータスだこのやろう!? 男性慣れしてないと!言ってたじゃ!ないですか!

というわけで失恋しました。

そして全て目が覚めて現実に帰ってきたのが今の私です。いやーホント目覚めた。本当に、本当にね。世の中こわー。

目覚めた結果、世の中が違って見えるようになり、ソウルとコスモを高め、悟りを開き、仏の境地にたどり着き、そして我がトロンボーンにはまた別の19歳の女の子が現れ、彼氏もいないらしく、「面白い方ですね、ファンになっちゃいそう♪」と言われたのでまた地獄に落ちた。俺は本当に死ねばいいと思う。

リア充楽しい〜!!!!!!!!





20091123

ブログすげえ


ジャンプ感想および企画ものじゃない、普通の日記を書くのが8月以来という事実に何も感じない男、たびびとです。

小さいことに全く動じない悠然とした精神、その「大人かくありき」といった姿勢に全国の13〜30歳くらいまでの女性は惚れるといいと思うのですが、よく考えるとこのサイトの日記が3ヶ月ぶりだなんて全人類が気にしていないと思うので、皆さんは全人類に惚れてしまう事となりますね。頑張ってください。

そんな事はさておきブログすげえ。

このサイトからもリンクしてますしご存知の方も多いとは思いますが、7月くらいからオーケストラに関するブログを始めました。厳密に言うとオーケストラを小馬鹿にするブログっぽいけど。

ブログは以前やってた事もあるけど、それはブログを使った日記サイトだし、まあいい。「童貞捨てました。これが、まんこ…」とか書いてただけだしね。今回のは違う。ちゃんと、テレビ的な現代的な意味で「ブログ」を始めてみたのです。おブログ様をな!

というワケでブログすげえ。3度目。いったい何が凄いのか。以下ブログ体験記。


・女性率すげえ

ジャンルがクラシックという事もあるのだろうけど、なんと年上の女性がメインターゲットになるという、かつてない事態。マジで震撼した。ネットで日記を書き始めて8年経つけど、全く触れたことのない層といって差し支えない。同年代の男性がメインで稀に女性、てパターンだったからね。

今とかリンク先、全員女性なんじゃないか?慌てて下ネタの掲載を取りやめる俺。「ホテル」って単語が出てきた回、コメント0だったし……。


・コメント率すげえ

たとえばこのサイトは、月曜にジャンプ感想を上げればだいたい250/dayくらいヒット数があり、ここに移転してきてもうすぐ1年経ちます。その1年で、掲示板・メールフォーム含めて、もらったコメントは……2通!!!!!!!!!

ばかじゃないの!!!よくサイト続けてんな俺!!パソコン投げ捨てていいレベル。ちゃんとHDは取り出してから投げ捨てるけどね……。

対してブログ様。ヒット数は知らないけど、ランキングでジャンル:音楽の5450位とかなので、たぶん全然人来てない。でも記事毎に1〜2コメは絶対つく。しかも決まった2人とかじゃなくて数人はいらっしゃる。

アレだね、なんてジャンプで女性人気があると連載続くのか、よくわかった気がするよ……。


・リア充すげえ

今まで、ネット慣れしたインターネット聖人の皆様を相手に書いてた時は「書いたらその日に読まれる」なんて当たり前じゃないスか。ジャンプ感想なんて上げるのが月曜か火曜かで100hitは違うもん。だから「毎日更新」が理想系とされてきたワケです。

でも、主婦やOLの方を相手に書くのはそれではダメね。彼女らはたぶん、毎日ネットしたりしないです。音楽やってる人たちだし、ほかに料理が趣味だったり……リア充です。で、今のところ、ベストは4日に1回更新。コレ。

まあ、それ以上の頻度で書くなんて普通に俺が無理だけどね!!!!!!!



……いかがでしょうか。今までの常識が通用しない、摩訶不思議なブログの世界。で、個人的にどうかというと、最高ですね!!!!!コメント最高!!!みんなもブログやろう!あと進研ゼミやろう!万歳!





20091109

週刊少年ジャンプ感想(50号)


ねこわっぱ

編集部…わかっててやってるのですよね?黒子にフープメンをぶつけて後者がどうなったか覚えているだろうか。どがしかでん!なんてのもあったんだけど誰か覚えているだろうか。

疑探偵TRAPに怪盗チーターをぶつけた時の失敗から、何も学んじゃいないっ!

犬VS猫で、どちらも願いをかなえてくれます。なんじゃそりゃあ!面白さ絶対主義だからいいのか!(編集長「有りでいいだろ」)

思ったんだけど、バクマンって、編集部が登場してるっていう以上に現状のジャンプを皮肉ってるんじゃないだろうか?前述のチーターもそうだし、「ギャグばっか押してくる編集部」って構図……ちょうど、次週もギャグの新連載。打ち切りはアカボシ鍵人でどちらもバトル。ガ、ガモウ先生……


バクマン

思いがけずバクマンの感想になってしまったので、そのままバクマン。先週〜今週を一言で表すと、

※ただしイケメンに限る

蒼樹さんの顔を見るのだ!こんな表情、中井さんには見せたことがない!シュージンの言ってることは山久さんと同じ!なのに生理的に嫌/朝までナマ電話。下着の話題も許可する!この差!

「私の下着見たいですか?」このシーン、思わず笑っちまった。蒼樹さんかわいい。シュージンのリアクションもいい。実にほほえましくてギャグとしても成立しており、とても面白い1コマだと思うのです。そこで本音を語り、チラリズムの美学まで語ってしまう高木秋人という男、こいつもなかなかあなどれない。総じてとても楽しめたワンシーンだけどただしイケメンに限る。

それが世の心理。ザ・ワールド・イズ・ただしイケメンに限る。あたなでもわたしでもない。イケメンに限るのだ。うーん蒼樹さんのパンチラ見たい。


ブリーチ

世の中は実力よりも時の運だなあ、というお話。

<読み飛ばし推奨>
たとえば、あなた(私)はオンリーワンの価値がある人間かもしれませんが、つまりナンバーワンではないわけで、常に何をやっても上がいる状況なわけです。そんな状態で自分に何の意味があるかといえば、「自分の身近な人間に影響できる」これしかないわけなのですよね。

ほとんどの凡人に能力の差はなく、機会の差が個性になってしまうのです。こんな場末のサイトを読んでくださる方は少ないですが、僕は読んでくださるあなたにだけは、何らかの影響を与えられる(可能性がある)のです。直接・間接に接することのできる人間に対してのみ、人は個性を持てる。これが機会の差です。
</読み飛ばし推奨>

つまり何が言いたいかというと、一護は「たまたま始解を見てませんでした・・・」という機会レベルでの個性しかない主人公で、能力的には何てことないって作者が認めちゃったー!久保先生ー!あるイミ超!リアル!!





20091031

けったグランプリ感想


けったグランプリ終了しましたねー。皆様お疲れ様でした。いやー本当に力作ぞろいで。非常に楽しませて頂きまして、ええ。マジで。

なんていうか、こう、制限時間のある中全力をかけて製作された皆様の作品を見て、笑い、感心し、時には感動し、あと、謝りたくなりましたね。すいませんでした!!ごめんなさい!! 俺!今!モニターの前で!土下座!!


No.1 「女装少年萌え本紹介」 ゆとりのポコペンさん 2時間30分

全体的に落ち着いた文体で、さも当たり前のように涼しげな顔で、最初から最後まで一貫して狂っている。実にレベルと徳の高い御変態様でありました。

この方に1時間くらい少年の素晴らしさについて説かれたら、入信してしまいかねないので危険だな、と思いました。


No.2 「チャットセックス」 かがみさん 1時間10分

曇りなきド変態です。どうやら「変態」は、けったグランプリにおいて非常に重要なキーワードらしい。

>[22:12:02] 架神の発言: はい……。後ろがIさんだって、信じてます……。

ここで腹筋が崩壊したが、同時に悟りました。そうか、シュミは変態だが、これは、ここにあるのは、愛なのだ。これはチャット上に表現された、愛の物語なのだ。さすがはプロの作家、表現者です。なんだか大事なことを教えられた気がします。変態だけど。ド変態だけど。リアル・ド・変態だけど。


No.3 「ラブテニス」 おじゃっきーさん 1時間5分

とりあえずタイトルがずるいですよね。もう、僕らは「テニス」という単語だけで、本来単なるスポーツ名にすぎないたった一言で笑えるくらいに調教されているのに。ラブテニスっていう時点で、もう、とりあえず面白いわ。

その発想力にはまずもって脱帽するしかない。あと言うまでもないけど許斐剛先生にも。


No.4 「[うまい棒]改造計画」 Jonyさん 1時間40分 <優勝>

この人には…かなわない…!!

フリーザの53万や、戸愚呂の100%や、師範の108式を目の当たりにしたくらいの戦慄を覚えました。たしかに、「体を張る」というのは、リアル・ネットを問わず目立つのには非常に有効な手法です。本来、自分は痛い思いをせず文章だけを書けばいいネット上では、なおさら際立ちます。

でも…だからって…ここまでするか!!ですよ。そして、その文章からは、読みながらマイ息子が縮みあがるほどの「痛み」が伝わってくる…!!最初ビビッて引き返すあたりとかも、ものすごいリアリティありますよね。

投票で圧勝での優勝でございました。僕もこれに投票したし。ネタのために、自分の大切なものを傷つけることができる…これこそ、エンターテイナーの鏡なのかもしれません。


No.5 「シャツに筆ペン」 たびびと 52秒

ルールを見た瞬間に、この発表形態は決定したのです。アイデア頼みのインパクト頼り、飛び道具での一発勝負。大博打。

狙うは最短時間のみ。筆ペンで何かやるぞと。当初は、ちゃんとネタも考えていたのです。何かの感想を筆一本で表現してやろう!という心意気です。

そうして、筆ペンを右手に、動画撮影用のケータイを左手に、机の前で仁王立ち。よし!やったるで!しかし、その後に悲劇は起きたのでした……。


No.6 「燃え上がれ!オレのシュートオフ」 チーム修都 2時間

いや、けったさんはいったい何をやっているんですか!うん。すごい。


No.7 「ヤマジュンネタ」 ディアボロさん 9時間30分

いやー、濃いなー今回のグランプリは!!!!!!!!!!!!

こんなに、こんなに面白いのに、ここまで「読みたい」と全く思わないのもすごいなあと思いました。レビューのあらすじで超笑ったしお腹いっぱい。

長いしキャプチャ多いし、製作時間もギリギリだしと、なんとも熱意の感じられる作品。ホモ作品に対する!熱意!が!! 最後まで「うまい棒」とどっちに投票するか迷いました。


No.8 「ネトラジでジャンプ感想」 たくさんさん 1時間33分

アイデア技ありですね。ジャンプが語れる後輩がいていいなあ。僕なんて、まともにジャンプの話題で話すの、母くらいですよ(バクマンの話しかしないけど)。


No.9 「BPSバトルプログラマーシラセ」 seiさん 2時間40分

ちょっとツッコミどころのあるアニメを取り上げ、ストーリーを追いながらポイントごとに突っ込みつつ解説する……。完璧じゃないか!まさに王道。

実際面白かったですし、GP参加作品内でも数少ない「あ、見てみたいコレ」と思った、クオリティ高い感想でした。ある意味一番、感想として成功している。


No.10 「3度目のぴちぴちピッチ」 J影虎さん 1時間7分

僕は今回、参加者の皆さんとほぼ交流がない状態からの、いわば余所者エントリーだったのですが、J影虎さんはこの道の権威であられるらしく、その文章と周囲の反応から、ある種のカリスマ性みたいなものを感じました。

しかしそれも当たり前なのです。感想書きにとって何よりも大切なもの……作品への、愛。その作品が好きだという気持ち。それを、J影虎さんは持っているのですから。ご本人のブログを見ると、勝算がどうとか、天丼ネタがとか、色々ありましたが、愛です。

本当に一生「ぴっち」感想を書き続けかねない。これが…信念というものか…!!


No.11 「美少女いんぱら!」 WHさん 2時間50分

いろいろ狂っている今回のGPだけど、もうすでに元ネタの漫画のほうが狂ってしまっている。狂っているものばかり見せられて、ちょっとそろそろよくわかんなくなってきました!

いやー、元ネタが狂い、感想書きが狂い!従って、書かれた作品も狂い、読者も狂って、主催者も狂い、優勝商品も狂っ(略


No.12 「To LOVEる感想」 赤松さん 13時間(失格)

漫画を、感想を、楽しみすぎて時間切れになってしまったという、ある意味最高のパターン。赤松さん自身まったく後悔してなさそうなのがまた。しかし、こういう形での失格者がでたことで、けったGPのルールが生きた形となり、よりイベントっぽくなりました。影の功労者。

そして、この感想は、僕がToLoveるに対していだいていた「なんとなくもやもやした好意」に、的確な答えをくれました。後半にあげてくださっている『「To LOVEる」という作品の柱』がまさにソレ。物量もさることながら、なんという的確な分析でしょうか。



総括としましては……非常に楽しかったです。やはりイベントというものはいいです。熱くなります。夢があります。こういう状況に巻き込まれている状態というのは、それだけでたまらなく楽しいですが、それに加えて皆さんのクオリティの高さ。

けったさん、ありがとう、おつかれさまでした。参加できてよかったです。皆さんに混じってあんなモノ提出した奴がマジ何言ってんだなんですけど!でも楽しかったです。次があったら頑張ります。

ではシャツの冥福を天に祈りつつごきげんよう。





20091019

ジャンプ感想日記(47号)


パンデミック!(挨拶)こんにちはウイルス野郎です。何事かというと、新型インフルエンなんとかにヤラレて、一週間廃人の日々を過ごしていました。

ジャンプ感想ばかり書いていると近況を挟む余地がないので、ムリヤリ挟んでいこうと思います。邪道だけど気にしない気にしない。


バクマン

実は今回一番危ないのが新妻エイジ大先生。先生はマンガ神通力の持ち主で、編集部の誰よりもマンガを見抜く目を持っていました。金未来杯の結果を票差まで正確に予測するほどの超能力ぶりで、ていうか編集長やればいいのに。

ところが今回、先生イチ押しの「未来時計」は屈辱の9位!!今週「人を選ぶ」とフォローは入ったものの、新妻先生(ついでに編集部も)圧倒的絶賛の作品でございましたのに!も!かかわらず!!

これはいけません。今や神保町の母(母?)と呼んでいいくらいの占い師、新妻先生の漫画が読めるのはジャンプだけ!のはずだったのに。

もしかすると新妻先生自身の運気が落ちている可能性もあります。まずは窓際に黄色い小物を配置するところから始めるべき(それは風水だ)。でも、こういう時に油断するとマジでガタガタ崩れたりしますからね。色々。最終的には、新型インフルエンなんとかのアオリをくって、作者都合のためお休みいたしかねないのです。

逃げて!新妻先生逃げてー!(何からだよ)

あと完全に余談だけど加藤さんも逃げてー!これは明確に中井さんから。だって立ち直り早すぎるよ。トシのくせにちんこが元気すぎるよ。アンタの蒼樹さんへの思いはそんなもんだったのかよ。


あねどきっ

あいかわらずコータはなつきが好きでしょうがないといったビッチっぷりで、ていうか好きになりすぎだろコレ。どこにこんなに好きになる要素あった?そりゃ、エロハプニングには事欠かなかったけど……そもそもこんなに妄想する子でしたっけお宅のコータくんは!?

でもよく考えたらコータは中学生男子でございましたので、本来脳みそが、ちんこでできているべきなのです。すると、一番エロに近い女性にひかれるのはごく自然な流れに……アレッ全部解決した!!主人公が中学生である事にこんな意味があったなんて!!

主人公が中学生なら、ちょっとしたエロハプニングで、いくらでも浮気させられるぜ!なぜならそれが自然の摂理だから!


黒子

先日まで新型イなんとかで倒れていた私ですが、病み上がりのリハビリに、公園に散歩にいきました。実はそこに、黒子たちが今試合をしている会場があります。

テントのような形の屋根が特徴的な建物で、新年には初日の出を見るためにその屋根に登る輩もいたものです。

しかし一週間ぶりに外出した身体にあの広大な公園はキツかった。まあ今日、ひさしぶりに会社行ったのはもっとツラかったけどね!いわば前座だったといえるでしょう。いやー青峰(会社)強すぎるわー!!

うん、コレただの日記だ。





20090928

週刊少年ジャンプ感想(44号)


あねどきっ

主人公…コータの正体が、ついにわかったっっ!

次々現れる異性に惑わされ、あっちにクラクラ、こっちにフラフラ。基本的には桜井さんが好きと見せかけて、妹には「姉が好き」と思わせつつ、その妹にも惹かれて…お前は誰が好きなんだよ!いや、たぶん、全員が好きだ。

今回に至っては、その桜井さんが告白してくれているというのにスルー。そうやって決定打をつかませないまま、のらりくらりと好意をふりまいて……そう、男女を逆転して考えてみれば良いのです。これは、こいつは……

ビッチ。

そうビッチだろこれは!

…リト?彼はちゃんと答えを出していましたよ!彼が「ああ」なっていたのは…あれはもう宇宙の意思だろ!!コータの場合、問題は彼の移り気な内面にあるのです。あー決めた、今度からこいつビーッチ!って呼ぼう。


バクマン

……ゴクリ。今週、たまこ先生が意外に可愛いブラだったという事実でお腹いっぱい気味でしたが、これは……これは、なんという。小畑先生画力を発揮しすぎ。

そうかー、女性作家のパンツ漫画かあ……なんとマニアックな。これでホントに蒼樹さんが頬を染めながら連載開始したら、なんという出版社ぐるみの羞恥プレイ。それを全国に販売て!

いやー…蒼樹さんが恥ずかしそうなのがまたマニアックな。もし喜んでパンツばらまくような女性作家なんていたら、そんなのただのビッチじゃ……あ!





20090914

週刊少年ジャンプ感想(42号)


書けそうなところ、少しだけ。


リリエンタール

上手い。とっても上手。絵も見易いし、話もついどうなるのかと追ってしまう。

でもなー、ちょっとおとなしいんだよなー。リリエンタールもまだ「ござる」とか言わないし、妹が殴ってるうしろでパンチのポーズだけ取って「自分も戦ってるゴッコ」もしないし、僕が大好きな紳士強盗もローライズ・ロンリー・ロン毛も出てこない。

ていうか一度しか読んでない読みきりの内容をここまで覚えてる自分にビックリした。でもあの読みきり面白かった。インパクトあった。連載版も、はやくそのくらい個性的になってほしい。です。


RAIKAGE

※今週の主人公は誰だったか。

いやでも、そのくらいカッコよかったよ、今週の雷影さん。筋肉キャラ冷遇の現代漫画界において、ほんとうにいい活躍をしてる。

ワンピースやブリーチやリボーンやDグレイマンで、こんなキャラが活躍できるか!!?パワーキャラがこんなにちゃんとマッスルしてるバトル漫画、すごい!(アイシールドの峨王やテニスの108式師範は活躍したけど、よーく考えたらバトルマンガではなかった。たぶん。)

しかも、「絶対攻撃されないハズの防御……だからこそ攻撃する」これヒル魔妖一のやり口だぜ!知能戦すらやってのける。ほんと憧れちゃうわ。シビれる。雷遁だけに。(ハイこれでぜんぶ台無し!)


ブリーチ

スーパーゴーストカミカゼアターック!!

はーっはっはっはっは!やっぱりこのゴテンクス様が最強だぜ!!





20090907

週刊少年ジャンプ感想(41号)


ひさしぶりだし、リハビリがてら、つらつらと。


あねどきっ

お、おかしい……!いや、おかしくない、けどおかしい……ッ!

どうした急に先週からToLoveり出しやがって!? この漫画、初期は謎の女子高生の生態を暴くためのストーキングミステリーだったハズで、いやそれ十分変態だが、そのせいでパンチラひとつない回だってあったほどなのだ。皆様覚えてる?

つまりストーリー漫画気取りだったわけで、まあ別に、特におもしろくは、なかった。けども! それがなんなの今週のあの「パンツ見せながら喘ぐために、正座してました!」っぷりは。完全にToLoveってる。こりゃ来週には、転んだ拍子に股間に顔をうずめてるね!もちろん大股開きで!!


PSYREN

ですよねー!

この漫画はアオリで仮にもサスペンスを名乗っていて、そのサスペンス部分の象徴こそがネメシスQだったわけで。

コイツが現れたら、その場の場面も出来事も何もかも無視して強制的にサイレン世界に送り込まれてしまう絶対的存在。エルモアばあさんが死にそうなのを空港で止めようとした時、こいつが立ち塞がった時の緊迫感といったらなかった。

だから、それを手元において管理しようだなんて、ぜんぶ台無しになっちゃうのでございます。

去り際の言葉も何言ってるのかさっぱりわかりませんでしたが、むしろそれで良い。謎じゃないとネメシスじゃない。こいつは、何考えてんのかワケわかんないくらいでいいです。そう考えると、「口が悪い」てのもよかったです。打ち解けちゃったら、雰囲気が成り立たないです。


ぬらりひょんの孫

は……羽衣狐さまが、わざわざ生々しく、ストッキングを履くのに1コマ費やしている……否、費やしてくださっている……ッ!!!!

これは……お、俺は、俺はどうすればいい……?

この気持ちをどうすればいいんだ……!!

誰か教えてくれ!


こういうマニアックな描写に全力を出す椎橋先生が、僕は大好きです。





20090814

「世界一の自宅警備員」


岐阜の山中。

村田家の長男、村田さん(仮)はもう何年も、自宅の警備で飯を食っている。

小学生の時すでに、自分の宿命を聞かされた。偉大な親父の後を継ぐ。この家を守る。そのために俺は、生まれてきたのだ。

父は、自宅警備で天皇陛下より叙勲を受けるほどの一流警備員。愛する自宅を守り抜いた彼は、日本が世界に誇る、自宅警備界の生ける伝説だ。

息子である自分に逃げ場はなかった。自宅警備員にしかなれない自分の運命を呪ったこともある。だが、もう迷いはない。この村では、皆こうなのだ。





だって実家が、世界遺産だから…。


いやコレ実話らしい。仮名だけど。すげー、尊敬するわー。そう思って見てたの。そしたら。

一台のトラックがやってきて村田家の前で停止する。
どうやら届け物らしかった。

よく見ると、届いたダンボールにはAmazon.co.jpの文字が……

うわー!初めて生で見た!

そうっすよね!自宅警備員ったらアマゾンっすよね!!もう、早速プロの技を見れて、俺大興奮。

いやーこれは来た甲斐あったわ。





20090801

リア充


世界中の神という神すべてに誓って包み隠さず言うと、明日から彼女と旅行ですわ。3泊4日。

リア充。リアが充でございますわ。いつまで経ってもセックスなんか上手にできねーけどリア充。サイト名を見てくれ!彼女のほうが体重あるんだけど!それも僅差でなく!でもリア充!

もうあまりにもリア充極まりすぎて今週はジャンプ感想が書けなかったりしたもんね。だからかな、今週はコメントやらメールも一切きてないです。あまりにも僕がリア充!すぎるから!

ついでに言うと明日から3泊ってことは次のジャンプ水曜まで読めないからね。こりゃ次週も感想ムリだね。よって来週はメールきませんね。だって来たためしがないもんね。うん。

リア充たのしいなー!!!!!!!!!(^3^)/〜☆

楽しすぎておしっこもれそう!こんな時は!

トイレに行ってきます(真顔で)。





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